東京ガスでは、東京電力のサービスエリアを対象に「電気」を提供しています。
東京電力のエリア内であれば、東京ガスの都市ガス・LPガスだけでなく、ニチガスや京葉ガス、大多喜ガスなどの他社都市ガス、プロパンガスを使用している人でも契約できます。
2023年10月時点では「基本プラン」「オール電化向け料金プラン」「さすてな電気」を提供しています。
また、東京ガスの都市ガスと電気をまとめることで、セット割引が受けられます。
東京電力などの他社電気・都市ガスをまとめたり、それぞれ最安値の業者と契約するほうがお得なのでしょうか?
利用者の口コミや評判などをまとめました。
東京ガスの電気「基本プラン」の口コミや評判は?
東京ガスの電気「基本プラン」を利用した人たちの口コミや評判などをまとめました。
悪い口コミ
「2人以上」の世帯の平均使用量では東電より安いといえる東京ガスのセット契約ですが、一人暮らしの平均使用量では東電よりも「割高」と言えます。
一人暮らしの場合は、東京ガスではなく東電のセット契約をおすすめします。また、東電のセット契約よりも更にCDエナジーのセット契約の方が安く、最安水準なのでこちらもおすすめです。
引用元:新電力比較サイト
20アンペア以下の一人暮らしなら東京ガスの電気はアリですが、30アンペア以上なら他の新電力の方が安いので、おすすめはしません。
また東京ガスの都市ガスとのセット割もそんなにお得ではないので、あまりまとめるメリットはありません。
東京ガスで電気とガスをまとめるよりも別々の方が安くなります。
良い口コミ
東京ガスのガスを利用している家庭は、東京ガスの電気に乗り換えるとお得です。
提携プロバイダの光回線を利用していると、トリプル割でさらに数千円お得。
一人暮らしでも、東京ガスを利用しているなら、東京ガスのでんきでセットにした方がお得になります。
引用元:超節約術電気を東京電力から東京ガスに変えた。
深キョンや浜口京子やアニマル浜口のファンだからではなく、東電と原発にNOと言う為だ。
今後クリーンエネルギーで100%まかなえる会社ができればそちらに乗り換えるつもり。
#東京ガス#東電#原発 pic.twitter.com/UkGIeO6Byw— 六角堂 (@rokkakudoh) April 2, 2019
東京ガスの電気「基本プラン」の特徴まとめ
東京ガスの電気「基本プラン」の特徴をまとめました。
東京電力のサービスエリアで契約可能
東京ガスの電気は、東京電力のサービスエリアであれば契約できます。
東京ガスの都市ガス・LPガスのサービスエリア外でも、東京ガスの電気を申し込めます。
サービスレベルは従来と同じ
東京ガスの電気に切り替えても、電力の品質は今までと変わりません。
東京ガスの電気向けに、新たに電線などを引く必要はなく、現在の送電線をそのまま使うため、工事は行いません。
電力計が旧型の場合には、スマートメーターへの切り替え工事(無料)が行われます。基本料金は東電の従量電灯Bと同じ
東京ガスの電気「基本プラン」は、基本料金は東京電力の従量電灯Bと同じです。
従量部分は、第1段階から第3段階まで全てお得になり、第3段階の割引率が特に高いです。
東京ガスの「基本プラン」は10Aから契約できるため、契約アンペアの関係で他の新電力会社との契約ができない人にとっては選択肢の一つとなります。
もらえるプランよりも割引率が高いため、検討してみるといいでしょう。都市ガス・電気のセット割も可能
東京ガスの電気「基本プラン」は、東京ガスの都市ガスとセットにすることで、電気料金のうち、基本料金および電力量料金の合計額(税込)の0.5%分が割引となります。
なお、使用量によっては「東京電力+都市ガス」や「新電力+同社都市ガス」のセットのほうが安くなりますし、電力会社と都市ガス・LPガスを別々に契約したほうが更に安くなる場合もあります。
シミュレーションなどで比較検討したほうがいいことは言うまでもありません。
まとめ
東京ガスの電気「基本プラン」は、契約アンペア数が低い(20A以下)一人暮らしの人にとっては貴重な選択肢です。
契約するだけで、今よりも安くなる場合が多いです。一方、電力使用量が多い人にとっては魅力は乏しい部分もあります。
セット割にせず、電力・都市ガス/LPガスの最安値の業者を別々に探したほうがお得になる場合も多いです。各社のシミュレーションで比較検討したほうがいいでしょう。