
(株)Preferred Networksが運営する「PLaMo翻訳」は、自社開発の「日本語に強い大規模言語モデル」(LLM)により、生成AIよりも高精度での翻訳を行えるオンラインツールです。
プロンプトやガードレールなどを用意しなくても、全自動で高品質な翻訳を実現します。
PLaMo翻訳は、テキスト翻訳・ブラウザ拡張機能による翻訳・ファイル翻訳に対応しています。
無料で試すことができ、文字数やファイル容量などに制限がありますが、機能面の制限はなく、PLaMo翻訳の性能をチェックするのに最適です。
PLaMo翻訳の特徴まとめ
PLaMo翻訳の特徴をまとめました。
自社開発の「日本語に強い大規模言語モデル」(LLM)を使用
PLaMo翻訳では、運営元が開発した「日本語に強い大規模言語モデル」(LLM)を使用して翻訳を行います。
学習した日本語知識の量が他社モデル(Google翻訳、DeepLなど)に比べて圧倒的に多いため、プロンプトやガードレールなどを用意しなくても、生成AIなどによる機械翻訳と比べて、全自動で高品質な翻訳を実現します。
自然で一貫性のある訳文をレイアウトを維持して出力するため、不自然な文章になる心配もありません。
英語以外の翻訳にも使える
PLaMo翻訳は、日本語・英語の翻訳だけに限らず、以下の言語の間の翻訳が行えます。(2025年12月時点)
- 日本語
- 英語
- 中国語
- 韓国語
- アラビア語
- イタリア語
- インドネシア語
- オランダ語
- スペイン語
- タイ語
- ドイツ語
- フランス語
- ベトナム語
- ロシア語
今後も翻訳可能な言語が増える可能性があります。
最新の対応言語は公式サイトで確認してください。
多彩な翻訳方法
PLaMo翻訳は、テキスト翻訳・ブラウザ拡張機能による翻訳(chrome・Firefox)・ファイル翻訳に対応しています。
Microsoft Edgeなどのchromeベース(Chromium系)ブラウザでも、ブラウザ拡張機能による翻訳を利用できます。
一方、2025年12月時点では、Safari向けの拡張機能は用意されていません。
無料から使える
PLaMo翻訳は、無料プラン・有料プランから選べます。
どちらもPLaMo翻訳の性能自体に違いはありませんが、無料プランは有料プランと比べて、翻訳できる範囲の制限が強いです。
有料プランはサブスク(月額課金)となっており、1年分を前払いすると割引が受けられます。
最低契約期間の縛り・解約手数料の請求などはありませんが、中途解約しても未使用期間分の返金はなく、次回課金日の前日まで使用できます。
PLaMo翻訳の口コミや評判は?
PLaMo翻訳を利用した人たちの口コミや評判などをまとめました。
悪い口コミ
今回、PLaMo翻訳と Readable の PDF 翻訳性能を比較した結果、速度と細かい機能(見開き機能など)では Readable という構図が明確になりました。
引用元:Zenn
日本語の翻訳に特化したPLaMo翻訳という機械翻訳サービスが出たと聞いて、ちょっとだけ試したけど、いきなり残念な結果だった。
冠詞の処理ができていない。
ご存じの人も多いと思うけど、英語は同じ言葉の繰り返しを忌み嫌う言語なので、新聞記者や文筆家など、お金が取れる文章を書く人は言葉を頻繁に言い換えるし、言い換え方が上手い。
こういうところの訳し方はGoogle翻訳が妙に気が利くんだよな。
引用元:しずかなインターネット
良い口コミ
最優のAIのひとつだと思います。
英語から日本語への翻訳に特化したローカルLLM「PLaMo翻訳(plamo-2-translate)」。
バケモノじみた翻訳能力は「便利」の次元を越えており、気づいたらいちばん使うAIに。
見える世界も変わっていました。
引用元:GIZMODO
なかなか読みやすい翻訳になっています。
Tech系もある程度まで問題ありませんでした。
Google翻訳の変なクセにはいい加減慣れてはいたものの、Plamoの方が品質は明確に高い。
今まで比較的どうでも良いものはGoogle、重要な物はDeepl翻訳という風に使い分けていましたが、このPlamo翻訳も選択肢に入ると思います。
引用元:Firefox (ja) 向けアドオン
今ドキChatGPTなどの汎用生成AIを翻訳に使うのもアリですが、やっぱり専用ツールの方が使いやすいですよね。
ネット上の評判も良さげなので試してみました。
結論から言うと、コレはイケてます。
個人的にはDeepLより良いと思います。
引用元:IFTTTの先へ
PLaMo翻訳の評価は?
口コミサイト・レビューサイトでのPLaMo翻訳の評価をまとめました。

低評価の人もいますが、おすすめする人が多いことがわかります。
まとめ
PLaMo翻訳は無料から試せます。
あなた自身で、実際の翻訳精度を確認できるため、PLaMo翻訳の性能を確認するのに最適です。
なお、翻訳する文章やファイルなどが少ない場合はPLaMo翻訳の有料版にする必要はありません。