光ファイバーを使っているのに通信速度が出ないといったケースが増えています。
1日に数百GB以上などの、短時間で大量の通信をすると速度規制を行うと明記するプロバイダが増えてきましたが、規制を受けるほどの通信をしていないのにも関わらず、通信速度が遅いとなると、何のために高い金を出して光回線を契約したのか分かりません。
マンションタイプの場合だと、同じマンションやアパートに住んでいる一部のヘビーユーザーが常に大量の通信を行なっている可能性が高いですが、一戸建ての場合でも通信速度が出ないとなると厄介ですね。
NURO光ではGPON/XGPONテクノロジーを採用したことで、他社が採用しているGEPONよりも高速での通信を可能としていますが、exciteMEC光は光コラボのため、従来のGEPONをそのまま使用しているようです。
GEPONは、利用者が増えるに従って通信速度が低下するというデメリットが指摘されていますし、MECがついていない「excite光」は、実際の通信速度が遅すぎると言ったクレームが続出していました。
exciteMEC光は、本当に、高速通信を実現できているのでしょうか?
exciteMEC光の口コミや評判は?
まずは、exciteMEC光を利用している人たちの口コミや評判などをまとめました。
ソフトバンク光でもIPv6 IPoE+IPv4を採用しており、改めての設定や追加料金不要で利用できるのも特長です。
@niftyもIPoE接続を採用しており、ビッグローブ光もエキサイトMEC光のDS-Liteと同等のMAP-E接続方式を採用しています。現状のエキサイトMEC光とサービスで比べた場合、新たに追加料金の心配も不要で、月額料金以上の充実したサービスを提供しているソフトバンク光やその他の光コラボを個人的にはおすすめします。
引用元:ソフトバンクヒカク
exciteMEC光の大きな特徴でもある最低利用期間なし、解約事務手数料なしといつでも好きな時にやめることができるので、初期投資は仕方がないけど月額料金を抑えたいという人にはメリットが多い光コラボレーションです。
オプションの内容はほぼNTTのフレッツ光と同様なので、フレッツ光や他の光コラボレーションからスムーズに転用や乗り換えが可能となっています。
引用元:回線Boy
以前はずっとexcite光を利用していたのですが、新しいサービスが出ていたということを知りMEC光に乗り換えました。
DSliteネットワークはexcite光では有料オプションだったので、思い切ってプランごと変えようと決意したのです。
というのも、私は仕事の関係で音楽や映像作成をすることが多く、夜にクラウドサービスや動画サイトを見ると重たいことがストレスになっていたからです。
このMEC光では、いつネットを利用しても安定した速度が利用できるのが大きなメリットですね。
思ったよりも月額料金も安く、申し込みする時もスタッフの方が親身に相談に乗ってくれたので悩んでいる人にもまずは相談するのをおすすめしたいです。
引用元:ポケットwifiモバイルルーター価格おすすめ比較ランキング。【4月無料】契約方法ネットなびなびくん
インターネット回線をエキサイト光からexciteMEC光というIPv6 IPoE方式の新しいタイプのサービスに変更しました。
体感できるぐらい早くなりました。
実際には早くなったというより、安定してスピードが出るようになった感じです。「エキサイト光」も早朝の時間帯は100Mbps程度出ることはありましたが、混雑する夕方以降の時間帯は10Mbps以下になることもありました。
MEC光へ変更後は、安定して30~40Mbpsの結果が得られるようになったように思います。
引用元:IT日記
exciteが提供する「MEC光」という光インターネットサービス。
フレッツ光の回線をそのまま利用し、立ち入り工事なしで開通できる比較的新しい光インターネットサービス。フレッツ光とはちょっと違う通信形式を使用することで、遅かった光通信がちょこっと早くなる(かも)というものです。
MEC光 マンション 東日本エリアというサービス。
2017年末ごろから使用開始して1年3か月くらい経ちます。それまでは、格安SIMより遅かった光回線。
MEC光に変えたら、結構速くなりました。平日夜(20:00~23:00)でも上り42Mbps~67Mbpsはでます。
下りは11~12Mbpsくらい。フレッツ光マンションタイプ(エキサイト)のときは、本当に、あきれるくらい遅くって、MEC光に変える時も、「早くなるかは保証はできません」とはっきり言われましたが、ダメ元で乗り換えてみたんです。
そしたら30Mbps以上早くなったという、、。
混んでいない日曜日の昼間とかは80Mbpsでるんで、本当に速いと思います。
引用元:risblog(リンク切れ)
exciteMEC光回線の特徴
次に、exciteMEC光の特徴をまとめました。
契約期間のしばりなし
exciteMEC光には、最低契約期間や更新月、解約手数料などは一切ありません。
いつでも解約できますし、違約金などを支払う必要もありません。
NURO光など、コラボ光以外のプロバイダに移動する場合は、解約/新規契約となります。
インターネット接続以外に電話/テレビも利用可能
exciteMEC光は、インターネット接続だけでなく、電話(MEC光電話)・テレビ(MEC光テレビ)のサービスも提供しています。
フレッツ光で提供されている各サービスと同等のものが提供されます。
IPoEで認証部分の遅延を改善
exciteMEC光では、ユーザー認証の部分で従来のPPPoEではなくIPoE(IPv6 IPoE)を採用しています。
このため、PPPoEがネックとなっていた通信速度の低下を解消することに成功しました。
また、IPoEでは、ユーザー数が増えても通信速度を平等に割り当てる仕組みが導入されており、安定した通信速度を維持できます。
ちなみに、このIPoEが使えるのは、「exciteMEC光」以外にも存在します。
「v6プラス」や「IPv6オプション」、「IPv6 IPoE + IPv4 ハイブリッドサービス」などと呼ばれているものであり、以下のプロバイダで利用できます。
- GMOとくとくBB
- ドコモ光(一部プロバイダ)
- So-net光
- ソフトバンク光
- DMM光
- @nifty光
など
携帯電話会社の割引サービスは利用不可
exciteMEC光には、auスマートバリュー(mine)のような携帯電話会社と連携した割引サービスはありません。
ドコモ(ドコモ光セット割)・au(auスマートバリュー)・ソフトバンク(おうち割光セット)の割引を利用する場合、上記のIPoEが使えるプロバイダを利用したほうがいいかもしれません。
なお、全体的な割引額は個別のケースによって異なります。
そもそも、格安スマホ(MVNO)の人には関係ない話ですし、スマホ1台で低価格の料金プランを使っていると、「スマホと光回線の合計額」でexciteMEC光が最安値になる場合も十分にありえます。
ルータのレンタルが可能
IPoEに対応したルータ(DS-Lite対応ルータ)は市販されており、そのルータを使えば、exciteMEC光をそのまま使えます。
しかし、IPoEに対応していないルータであったり、設定の仕方がわからないなどの理由で挫折する人が少なくありません。
このため、exciteMEC光では、月100円で対応ルータ(Aterm WG1810HP)のレンタルを行なっています。
NURO光/auひかり/電力系回線/CATV系回線よりは遅い場合が多い
exciteMEC光でも、光ファイバーの収容形式はGE-PONです。
exciteMEC光を含めたNTT系光回線は最大速度1.25Gbpsを32分岐させているため、32分岐が全て使われると単純計算で一人あたり40Mbpsしか使えないということになります。
実際に、ドコモ光の加入者が右肩上がりで増加しているため、32分岐が全て使われるケースが各地で続出しています。
この問題はIPoE、IPv6であろうが関係のない、光ファイバーの分岐という物理的な制約による影響ですから、混雑する時間帯に通信速度が遅くなるのは当然です。
なお、NTTダークファイバーを使用しているnuro光やauひかり(旧TEPCOひかり、ひかりふる)・eo光・コミュファ光・メガエッグ・ピカラ光などの電力系回線、ケーブルテレビ回線はNTT系光回線を使用していないため、このような影響は受けません。
nuro光の場合は、G-PONを採用していることでGE-PONの弱点を克服していますし、他社はGE-PONですが、分岐数が少ないという単純な理由によるものです。
なお、eo光は加入者数が増えているため、GE-PONのボトルネックによる速度遅延が出ている地域も見られるようです。