スマホだけで英語学習を行える「HiNative Trek」(ハイネイティブ トレック)は、毎日送られてくる英作文の課題に文章と音声で答えることで、アメリカ人ネイティブ講師からのコメントが、文章と音声でもらえるというオンライン通信添削サービスです。
毎日、コツコツと英語のアプトプットを増やすことによって、日本語で言いたいことが英語にできない問題を解決しようというのが「HiNative Trek」です。
「HiNative Trek」には「ビジネス英語」と「IT・Web英語」の2種類のコースが用意されており、月会費10,780円(税込)で受講できます。
しかし、対面式やオンライン英会話スクールと比べると、「HiNative Trek」は会話のリアルタイム性に欠けますし、瞬時に英語が出る「英語脳」を身につけるという点では問題が多いようにも思われます。
高校/大学受験の勉強で、英作文を山のようにやってきても、まったく英語が話せないという人は山のようにいます。
また、「HiNative Trek」で出題される問題の難易度も気になりますよね。
果たして、「HiNative Trek」で英語力の向上に役立つのでしょうか?
HiNative Trek(ハイネイティブ トレック)の口コミや評判は?
HiNative Trekを受講した人たちの口コミや評判などをまとめました。
1日1問で400円、珈琲1杯分と安いとウェブサイトには書いてあるのですが、1日400円って結構高いなと思ってしました。
質問と回答だけと考えると9800円は高いと思います。HiNative Trekは、LINEのようにメッセージを送って返信されてという、オンラインのチャットを拡大したような仕組みになっています。
非同期なコミュニケーションだからこそ、スキマ時間で利用できるサービスですが、リアルタイムでの会話はできません。毎日アウトプットする習慣作りには役立ちますが、最終的にはオンライン英会話や英会話教室でネイティブとリアルタイムで会話することは必要だと思います。
引用元:GLMOP
HINativeTrekは、
- 自分で英文を考えて、回答する
- 自分の音声を録音する
- 自分が書いた英文に対する個別の添削がネイティブから送られてくる
この、「自分でやらなきゃいけない部分」が絶妙で、今までにはなかったサービスだな、と思いました。
普通は、問題を解いたら、模範解答を見て、直して終わりじゃないですか。
つまり、自分が解答したものが、「模範解答と言い回しは異なるけど、合っているかもしれない」のに、それを判断してくれる人がいないからわからないですよね。HiNativeTrekだと、自分の解答のどこが、どう間違っていて、ネイティブからしたらなんでヘンに聞こえるのかを個別で教えてもらえるというのは、本当に画期的で、すごい、と思いました。
教科書の実用フレーズを暗記するのではなくて、自分が使いやすい言い回しで、文法的にもミスのないフレーズがどんどん増えていく。
これこそが本当の意味で実用的ですよね。「教材で勉強」という要素と「自力で考える」という要素が、「ネイティブからの実際の添削」と絶妙にかけ合わさっていて、非常に良かった。
内容がかなりビジネスよりなので、ビジネス英語を日本で実践的に学びたい方に是非やってほしい。
引用元:新井リオの英語Blog
英語を課題の中から自身で考えアウトプットするには最適の教材だが、あまりリスニング強化にはならず思い描いていたものとは違った
HiNative Trekを1ヶ月間突撃体験をしてきました。
結論から申し上げると、個別フィードバックのレベルが非常に高いです。
これは間違いない。反面、、、初心者にはちょっと厳しいかもというのが率直な感想です。
参考までに、私は過去にオーストラリアの現地企業に英語面接を受けた上でオファーをもらって働いた経験を持っています。
なので英語に関しては既にビジネスレベル。実際数々の英語面接を受けてきた私からみても、HiNative Trekの課題は無駄が1つもなく、カリキュラムにも非常にリアリティがありました。
とはいえ、やはり中~上級者向けなのかなと、、。
引用元:ひでぶろぐ
「HiNative Trek」の学習サイクルは「問題→回答→フィードバック→質問」という英語学習の王道であることが分かります。
このサイクルを、スマホやネットのテクノロジーで効率化しつつ、ひたすら毎日繰り返すことによって、英語力を蓄積していくという考え方は非常に納得することができました。
「HiNative Trek」は、けっして楽をして英語を身につけるサービスではなく、正しい方法で効率的な学習を繰り返すことで英語を身につけるというコンセプトであると理解しました。
「ネイティブと常につながっている感じ」があり、日本国内で英語学習を続けていくモチベーションが高まりました!
引用元:リケログ
HiNative Trek、なかなかいいんですが、お金が高いですよね。
月に1万円近くもするのはちょっと続かないですよね。継続することが語学の上達には欠かせないんですが、私としては予算が続きませんので、難しいです。
年間契約にしてもたったの2カ月分しか浮かないし、それだと9万8000円も支払わなければならないので、出費が痛いですよね。
引用元:英会話学習プロ
HiNative Trek(ハイネイティブ トレック)の料金は?
HiNative Trekの料金は、月10,780円(税込)です。
無料期間などは一切ないため、申し込んだ時点で課金がスタートします。
クレジットカード(JCB以外)のみ利用可能です。
銀行振込、口座振替などは利用できません。
HiNative Trekでは、申し込んだ日から1ヶ月毎に課金されます。
課金日が固定されている場合に起こる「月初・月末などによって損得が変わる」といった心配はありません。
なお、解約手続きをしない限りは、自動的に契約更新され続けます。
解約手続きを済ませても、有効期間内は今までどおりに使えます。
また、1年分を先払いすると107,800円(税込)となり、毎月支払うより2ヶ月分相当額も安くなります。
支払日の12ヶ月後に解約になります。
HiNative Trek(ハイネイティブ トレック)の特徴
「HiNative Trek」の特徴をまとめました。
英語力の低い人は利用価値なし
「HiNative Trek」は、英語のアウトプットを増やすことが目的の英語教材です。
公式サイトでは、想定される受講生像として
辞書等の助けを借りて、TechCrunch等の英語記事を読むことはできるが、 いざカンファレンス等で英語を話そうとすると、言いたいことが出てこないような方
引用元:公式サイト
としており、基本的に中学卒業と同等以上の英語能力があれば受講できます。
英語とローマ字の区別がつかない、中学レベルの英単語や英文法を知らないというレベルだと「HiNative Trek」を解くことすらできません。
出題された問題に対して、google翻訳の答えをコピペして送信し、講師に怒られるといった不毛なやり取りを繰り返すだけで終わるでしょう。
もちろん、社会人でも小学生・中学生向けの講座を受講できます。
3種類のコースを用意
「HiNative Trek」では、ビジネス向け、ITエンジニア向けに、以下の3種類のコースが用意されています。
- ビジネスコース
- ITコース(Part1)
- ITコース Part2
「ビジネスコース」は、基本的なビジネス英語を少しずつ、確実に学ぶことを第一のゴールにしています。
「ITコース Part2」は、ITコースで学んだ基礎を活かして、さらに専門性の高い分野、サービスや組織運営などのシチュエーションを舞台とした、上級者向けの英語表現を学ぶことができます。
年払いの場合、1年目が「ITコース」の人に限り、2年目に継続すると「ITコース part2」に自動的に切り替わります。
2年目も「ITコース」を受講したい場合は、いったん解約してから、再度、年払いで支払うという形になります。
1日1題の問題が出題される
HiNative Trekでは、月曜から金曜までの朝9時頃にメールとアプリのプッシュメッセージで、週ごとのテーマに沿った英作文や要約などの問題が1問送られてきます。
リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング全てをカバーできるように工夫された問題が用意されています。
問題のレベルは週の前半は易しめ、後半になるほど徐々に難しくなっていきます。
解答は、テキストで送るだけでなく、録音した音声(一部の問題のみ)も同時に送ります。
送信した解答は、アメリカ人ネイティブ講師が添削して返信してくれます。
受験英語のように、答えは一つだけではないため、自分が考え抜いた英作文に対してのコメントがもらえます。
それ以降は、提出後24時間以内に返信されます。
まとめて解答することも可能
英語のアウトプットを習慣化するという点では望ましくありませんが、仕事が忙しいなどの理由で、毎日、問題が解けないという場合もあると思います。
出題された問題の解答期限は「出題日の30日後」ですから、それまでに答えて送れば、ネイティブ講師からの添削が受けられます。
添削内容に関する問い合わせは3回まで可能
一般的な通信講座の場合、添削がかえってきたら、それを読んで理解するというだけで終わりです。
添削に関して疑問点があったとしても、そもそも問い合わせる窓口がなかったり、問い合わせフォームなどから質問を送っても、返事が来るまで何日もかかるといったケースも珍しくありません。
一方、「HiNative Trek」では、LINEなどのチャットをする感覚で、1問につき最大3回までネイティブ講師とコミュニケーションが取れます。
オンライン英会話で多く在籍しているフィリピン人講師など、英語が公用語という国ではなかなか出てこない使い方などが、ネイティブ講師だとバンバン出てきますので、詳しく聞きたくなることも多いのではないでしょうか。
回答が来るまでに、数時間から1日程度かかる場合もあります。
(非営業日に送信した場合は翌営業日以降の回答になります)
添削に関する質問や、更に突っ込んだやり取りなどをすることで、英語力を飛躍的に向上させることができます。
ネイティブ講師は日本語が理解できない人が大半ですから、日本語で書き込んでしまうとgoogle翻訳で英語に直して理解しようとするかもしれません。