「物置き版Airbnb」とも言われる物置シェアリングサービス「モノオク」は、空きスペースを貸し出すホスト、物置を利用したいゲストのどちらでも利用可能です。
しかし、個人間のシェアリングサービスとなると、トラブルが起こった時に心配ではありませんか?
ホストからすれば、利用者からおかしなものを送りつけられたり、空きスペースを超える分量の荷物が送られてきたら、迷惑きわまりありません。
また、ゲストからすれば、ホストが勝手に荷物を処分したり、保管状態が悪くて破損した場合などが気になると思います。
Airbnbでも多くのトラブルが続出している状況ですから、モノオクを安心して利用できるのか心配ではないでしょうか?
モノオクの口コミや評判は?
まずは、モノオクを利用した人たちの口コミや評判などをまとめました。
スペースや立地にもよるでしょうがいくらくらい稼げるのでしょうか?
金額は目安として7000円/月となっていますが、荷物の量や大きさ、そのほか付加サービスによって預かるホスト側が金額を設定することができます。例えば東京で見てみると以下の条件で貸し出されていました。
深沢のマンションの空き部屋1室20000円(月)
向島の1階30坪、2階40坪のスペースまるごと80000円(月)
両国の1畳スペース4000円(月)こんな感じで広さや場所で値段が変わってくる感じです。
民泊と違い月契約ですから安定しますし、使っていないスペースが有る方には有効な副業ですね。
引用元:お金に生きる
都市部に需要ありそうだが、タイムリーなモノの出し入れが難しそう。自分は余っている東京の家を有効活用したいが、不在時に取りに来られても困る… / 好きな“物置き版Airbnb”の「モノオク」がANRIから数千万円を調達、トランクルームのリプレイス目指す | TechCrunch Japan https://t.co/aAK3gsyTfZ
— 傭兵的自営業 (@j_sato) 2018年7月26日
トランクルームやレンタルボックスよりも気軽に安く荷物を預けることが出来ます。
モノオクの一番の特徴は、個人の空きスペースや物置に荷物を預けるという点になります。1ヶ月や1年といった期間でも、ホストが了承すれば預けられますし、1日単位で延長することもできます。
引用元:変化人@知的体育会系アート脳
物がカビたりするリスクを評価システムでカバーできない気がする
“物置き版Airbnb”の「モノオク」がANRIから数千万円を調達、トランクルームのリプレイス目指す | TechCrunch Japan https://t.co/IHF5uaLgCS @jptechcrunchさんから
— ドヴォルザーク (@tokyodvorak) 2018年7月26日
学生でひとり暮らしをしていたのですが、就職に伴い会社の研修で数ヶ月ホテル暮らしをすることになり、荷物の置き場所に数ヶ月荷物を置いておける場所を探していた際ネットで見つけました。
家具など荷物一式を預かってもらい、普通のトランクルームなどを利用すると10万円近くするところを数万円で済み大変助かりました。
またホストの方が非常に丁寧で追加でお荷物を預けさせていただく際、快く引き取ってくださったので非常に助かりました。また配送もモノオクからの案内でPickgoというサービスを利用させていただき、こちらも快適に済ませることができました。
次もまた機会があれば使ってみたいと思います。
引用元:トランクルームガイド【TrunkRoom Guide】
モノオクの特徴
次に、モノオクの特徴をまとめました。
空き場所を貸したい人/借りたい人のマッチングサービス
モノオクは、
- 建物や部屋などの空きスペースを貸し出して収入を得たい人(ホスト)
- ホストのスペースを物置やクローゼット代わりとして安価に利用したい人(ゲスト)
を仲介するマッチングサービスです。
個人間で直接取り引きを行うと、トラブルが発生した際に、解決するまでに時間と手間がかかることも珍しくありません。
モノオクがホストとゲストの間に入ることで、トラブルを未然に防ぐためのルールや仕組みなどが整えられるため、スムーズに取引が行なえます。
ホスト/ゲストともに会員登録/ユーザー管理料は無料
ホスト/ゲストともにモノオクにユーザー登録をしたり、ユーザーIDを保有しているだけであれば、1円も費用はかかりません。
月会費やユーザーID保管料、システム維持管理費用など、意味不明な名目で料金を徴収される心配はありません。
ホストとゲストのやり取りは必ずモノオク経由
ホストとゲストの間のメッセージのやり取りや代金の支払いなどは、必ずモノオクを経由する必要があります。
慣れてくると、モノオクを通さずに直接やり取りしたほうがスムーズで手っ取り早いと考えたくなりますが、ホスト/ゲストにトラブルが起こった時のサポートが受けられなくなります。
個人間でトラブルを解決しないといけなくなるため、片方が泣き寝入りするまでゴネまくるか、長期間にわたる裁判になる可能性もあります。
保管期間/費用はホストとゲストの間で自由に決められる
モノオクでは、保管費用や保管する期間、受け取り/引き渡しなどの条件は、ホストとゲストが交渉して決めます。
保管条件や費用、受け取り/引き渡しなどは、それぞれのホストのページで詳しく説明されています。
この情報を元にして、ゲストから問い合わせを行い、両者が互いに合意できれば「契約成立」となります。
その後、ゲストが代金を支払い、ゲストからホストに荷物をわたして保管するという流れになります。
トラブル発生時にはモノオクが一括して対応
ゲストが保管期限を過ぎても引き取らない、保管料を支払わないなどのトラブルが起こった場合には、ホストからモノオクに連絡をすることで対応してもらえます。
それとは逆に、ゲストからホストに荷物の引き取りを依頼しても無視される、かえってきた物が破損していた場合にも、ゲストからモノオクに連絡をすることで対応してもらえます。
預かった物品に破損・紛失・盗難などが起きた場合は、受託者賠償責任保険により最大10万円(免責金額3,000円)までの補償が自動的に受けられます。
この補償はホスト/ゲストの双方が利用することができ、保険料の負担は一切不要です。
なお、モノオクが把握していない物品に対しては、この補償は受けられません。
ホストとゲストのやり取りは必ずモノオク経由で行う必要があります。
保管できない物品
モノオクでは、以下の物品を保管するようにゲストからホストに依頼してはいけません。
(ホストはゲストからの依頼があっても保管してはいけません。)
- 危険物・劇毒物
- 可燃物・特殊可燃物
- 特殊品(磁気の影響を受ける物、精密機器など)
- 生き物
- 美術品・高価品
- 生鮮食品
- 異臭のする物
- こわれやすい物
- 特殊な衣料
- 慶事・祭事・仏事関連品
- 貴重品
- ピアノ・電子オルガン
- 現金・有価証券の類
- ゴミ
- 産業廃棄物およびこれらに類する物
- 常温では管理できない物
- 法令に定められている取り扱いできない物
- その他、モノオクが不適切と判断したもの