「DTI WiMAX 2+」はおすすめしません!という刺激的なタイトルのWebサイトがいくつも見つかりますね。
その理由は極めて簡単です。
GMOとくとくBB Wimax2+のキャッシュバック金額が他社を圧倒する状況が何年も続いているからです。

コラボ光などと異なり、「WiMAX 2+」のサービスレベルは全ての業者が全く同じですから、違うのは付帯サービスや事務手続きなどしかありません。
それだったら、キャッシュバック金額が最も多い「GMOとくとくBB」を選ぶのは当たり前というわけですね。
しかし、過去にGMOとくとくBBに契約したことがある人が再契約した場合、キャッシュバックは1円も受けられませんので注意してください。
解約と新規契約を繰り返しても、その度ごとにキャッシュバックが受けられる業者は幾つもありますが、GMOとくとくBBは一生に1回しか受けられません。
その上、はじめての契約だったのにも関わらず、GMOとくとくBBでキャッシュバックを受け取ることに失敗する人も多くいます。
実際、契約後11ヶ月目にメールを確認して、キャッシュバック受け取りの手続きを行うのを忘れる人が多いため、その分を踏まえて高額にしているという指摘もあります。
それ以外にも、「DTI WiMAX 2+」を契約するメリットはないと断言しているところは、2年契約での業者比較をしていることが多いです。
現在は2年契約ができるプランは皆無で、3年契約が基本となっています。
DTI WiMAX 2+は2年契約が可能な数少ないプロバイダの一つです。
これらを踏まえた上で、「DTI WiMAX 2+」を契約するメリットがあるのか調べました。
DTI WiMAX 2+の口コミや評判は?
まずは、DTI WiMAX 2+を利用した人たちの口コミや評判などをまとめました。
業界で長年様々な通信サービスや機器に関わってきた私の結論としてはDTIでのWiMAX契約はおすすめしません。
選ぶプロバイダでWiMAXの速度やサービス自体は一切変わらないため、料金はとにかく重要です。注目すべきなのは、キャッシュバックを含めて基本契約期間の3年間使った場合のトータル費用がどれだけ安いかどうかです。
「月額料金」を見せかけで安くして、『付帯サービス料金』などで水増ししているプロバイダもあるので、注意してください。比較すると、『GMOとくとくBB』が圧倒的に一人勝ちしている状況です。
DTI WiMAXの料金プランは契約更新後(25か月目以降、または37か月目以降)でも月額料金が変わらない、という点が大きなポイントになります。
多くのWiMAX2+プロバイダーでは、最初の契約期間(25か月間または37か月間)以降においては月額料金が値上げされる傾向にあります。
つまり、多くの他社プロバイダーは「契約を更新すると損する」という料金体系になっています。一方、DTI WiMAXでは契約を更新したあともそれまでと月額料金がかわらない料金体系をとっています。
このため、ずっと長く使い続けたいという方にとってはもっともオススメのWiMAX2+となります。
WiMAXとauスマートフォン・携帯電話をセットで使うと、スマートフォン・携帯電話の利用料が最大1,000円/月割引になる「auスマートバリューmine」という割引サービスがあるのですが、DTI WiMAX2+は対応していません。
auとの相性はよくないですね。auユーザーの方は、「auスマートバリューmine」に対応しているブロードワイマックス(auスマホ割という名称です)をおすすめします。
auスマホが毎月値引きされるので断然オトクに使えます。
DTI WiMAX 2+の料金はそれほど安くはありませんが、使い方によっては料金以上にお得を感じられる「DTI Club Off」というサービスが人気。
「DTI Club Off」はさまざまな施設やサービス、飲食やショッピングの料金を、特別優待価格で利用できるお得なサービスです。
プロバイダによっては使える、無料の公衆無線LANサービスは、DTIでは使えません。
ただし公衆無線LANを使うとデータを見られたり、パスワードを盗まれる可能性があるので、僕はオススメしていません。
なんのためにWiMAXを契約しているのか分からなくなりますからね。だからそこまで不便なデメリットという事では無いです。
DTI WiMAX 2+の特徴
次に、DTI WiMAX 2+の特徴をまとめました。
キャッシュバックは大幅縮小
以前は30,000円近くのキャッシュバックを行っていたこともあって、GMOとくとくBBの次善策として推奨する人も多かったです。
しかし、現在は「NTTグループカード」というクレジットカードを契約し、DTI WiMAX 2+の料金支払いに使わないとキャッシュバックが受けられません。
NTTグループカードは還元率は平均以下、年会費無料ぐらいしかメリットがない平凡なカードですから、このキャッシュバックのために契約するぐらいしかメリットはありません。
月額費用は安め
GMOとくとくBBはキャッシュバック金額が高い一方、ギガ放題プランで最初の2ヶ月は3,609円/月、3ヶ月目以降は4,263円/月と高めです。
キャッシュバックがないと、3年間の金額を合計すると152,160円となります。
GMOとくとくBBのキャッシュバックの受け取りに成功した人は契約者の2割という情報もあることから、受け取りに失敗した場合は割高です。
DTI WiMAX 2+であれば、同じギガ放題プランで最初の2ヶ月は無料、3ヶ月目は2,590円、4ヶ月目以降も3,760円とオトクです。
3年間の金額を合計すると126,670円と25,000円程度の差があります。
なお、broad wimaxの方がさらに安く、3年間合計で121,426円となります。
broad wimaxは3,411円/月のため、4年目以降はDTI WiMAX 2+よりも更に割安になります。
2年プランも用意
2年更新が可能なプランを提供する業者が非常に少なくなっていますが、DTI WiMAX 2+は2年更新プランの契約が可能です。
ギガ放題だと、2年間の支払総額は100,800円となります。
DTI Club Offが利用可能
DTI WiMAX 2+契約者は、無料で「DTI Club Off」のサービスが受けられます。
クラブオフは企業・法人・団体が契約する法人会員制クラブで、宿泊施設やレジャーなどの割引が受けられます。
クラブオフが利用できるのは、クレジットカードや保険、企業の福利厚生など、幅広くあります。
あなたは「DTI Club Off」以外のクラブオフを既に利用できる状態かもしれませんので、事前に確認するといいでしょう。