不動産一括査定サービスといえば、HOME4U、イエウールやイエイなどが有名ですが、リビンマッチは売却だけでなく、買取や賃貸、リノベーションなど、幅広い選択肢が用意されているのが魅力的です。
リビンマッチは2006年からサービスを開始しており、不動産一括査定サービスの中でも老舗といえます。
一昔前までは提携不動産業者の少なさがネックでしたが、一気に増やしてきたこともあって、他社サービスと遜色のないレベルになってきました。
しかし、どれだけ選択肢が多くても、どれも使い物にならなければ、意味がありません。
大手不動産業者に一括して見積もりが依頼できる一括査定サイトを利用したほうが効率的という結果になりますよね。
果たして、リビンマッチを利用するメリットはあるのでしょうか?
リビンマッチの口コミや評判は?
まずは、リビンマッチを利用した人たちの口コミや評判などをまとめました。
評価するにも値しない不動産査定サイトだと思いました。
無料査定の依頼を数社にしたが、ひと月経ってもどこからも音沙汰なし。しかし、営業メールや評価依頼メールがどんどん配信されてくる始末。
対応依頼の連絡をしても返信なし。これではこちらは個人情報を提供しただけ。
引用元:クチコミランキング
長い年月をかけて提携不動産業者数を徐々に増やし、査定ができる不動産の種類も多く、弱点らしい弱点が見つからない不動産一括査定サイトです。
不動産「仲介」の一括査定サイトだけを運営しているわけではありません。
実は「買取」の査定も一括でできるのです。買取一括査定は他も「HOMU4U」などのサイトが行っていますが、査定できる不動産の種別は少ないです。
様々な不動産の種別の買取査定をしていると言っても過言ではありません。買取査定額は不動産業者が購入したいと思っている金額なので、一括査定で競争させると買取価格が上がる可能性があります。
仲介の金額は査定額で売れないこともありますが、買取の査定額は下がることはありません。買取額を知るというのは不動産の持ち主にとって非常に有益。あなたの不動産売却における選択肢を広げることになるでしょう。
引用元:不動産一括査定サイトのおすすめは?
提携している不動産会社が1,200社もあると書かれているので、期待をして一括査定を利用しましたが、私の住んでいるエリアには該当する不動産会社がなかった。
全てのエリアで一括査定ができる訳ではないため、注意が必要です。
田舎は厳しいかもしれません。
引用元:不動産一括査定を攻略せよ!
1社1社自分でメールして見積もりを出していた時は、けっこう勧誘がしつこかったですが、リビンマッチに依頼したら、あっさりしたものでした。
営業マンもそのつもりで対応しているのかもしれません。
引用元:知ってる?不動産査定・売却の評判(リンク切れ)
対応が早かった点がとても良かったです。
連絡も細かくあり、1週間に1回以上は必ず活動報告の連絡があります。ちょっと不満としては、地域にもよるとは思うのですが、紹介してもらった会社が2社しかなかったことですね。
不動産の売却は、やはり沢山の不動産会社に調査してもらったり意見を聞いた方が良いと思います。不動産の売買があまり良くわからない人にとっては、不動産会社さんしか頼りにはできないのですから。
ですので、リビンマッチさんにはもっと不動産会社さんを増やして欲しいと思いますね。
引用元:不動産売却は不動産王.com
リビンマッチの特徴
次に、リビンマッチの特徴をまとめました。
利用するのは無料
リビンマッチを利用するに当たって、あなたは1円も支払う必要はありません。
運営費用は不動産会社が全て支払っているからです。
提携不動産会社が一気に増加
更新が止まっているような古い情報サイトだと、提携不動産会社の数が700社前後しかなく、イエイやイエウールなどの他社と比べて見劣りするなどと書かれていますが、現在は全くといっていいほど異なります。
リビンマッチは2018年3月時点で約1400社と提携しており、他社と比べても遜色のない数にまで増えてきています。
単に数が多ければいいというものでもありませんが、地域によっては、従来は選択肢が全く無いという状況から、少しでも改善できているのではないでしょうか?
売却以外にも数多くの選択肢が用意されている
不動産売却一括査定サービスというと、不動産売買の仲介をイメージする人が多いですが、リビンマッチでは、他にも数多くの方法を提案しています。
- 不動産売却
- 不動産買取
- 土地活用
- 任意売却
不動産の現金化を急ぐのであれば、売却ではなく買取にしたほうがいいですが、任意売却や買取は、買い手となる不動産業者に足元を見られた挙げ句、安値で買い叩かれることが珍しくありません。
このため、リビンマッチの一括見積もりで競争させることによって、買取や任意売却の場合でも、多少なりとも高値で売ることが可能になります。
居住以外の目的で土地を欲しがっている場合があるからです。
さまざまな種類の不動産を売却できる
不動産売却一括査定サービスで受け付けているのは、一戸建てや分譲マンション、土地のみというところもあります。
しかし、リビンマッチは以下のように一通り揃えていますので、あなたが手放したい物件に対応してくれないといった心配はありません。
- 中古マンション(居住用)
- 中古一戸建て(居住用)
- 土地のみ
- アパート(一棟売り)
- マンション(一棟売り)
- 投資用ワンルームマンション(一棟売り)
- ビル(一棟売り)
- テナント(店舗・倉庫・工場)
- 農地
特に、農地は扱いが面倒な上、不動産業者にとっても旨味が少ないこともあって、相手をしてくれないところが多いです。
リビンマッチであれば、売却先が見つけられる可能性が高まります。
45秒で入力することは非常に困難な入力項目
リビンマッチのホームページでは「”最短45秒”かんたん入力」と書かれていますが、45秒間で全ての入力を終えて、不動産業者に査定依頼をするのは不可能に近いでしょう。
最初のページの4つの項目を選ぶだけでも、早くも45秒が過ぎ去ってしまうかもしれません。
入力項目が結構ありますので、人によっては1時間程度かかることもあるでしょう。
「依頼先企業に伝えたいこと」という自由に入力できる項目があるため、電話営業が鬱陶しいと感じる場合には「電話するな」といった旨のメッセージを書いておけば、まともな業者であればメールなどでやり取りが進んでいきます。
中には「電話するな」という要望を無視して、ガンガン電話営業を仕掛ける業者もいます。
こういう業者に出会ってしまうと、リビンマッチを利用した事自体を後悔したくなりますよね。怒りが強くなるほどに、悪評を口コミサイトや掲示板に書きたくなるというものです。
態度の悪い業者がいた場合には、その時点で査定依頼などを打ち切るだけでなく、リビンマッチにも連絡しておくといいでしょう。
リビンマッチの利用の流れ
リビンマッチでは訪問査定が基本です。
依頼フォームに必要事項を入力すると、依頼可能な不動産業者のリストが表示されます。
その中から査定をして欲しい業者を選んで依頼を出します。
中古車のように、同じ時間に一斉に担当者を集めて査定をさせるという方法もあります。
しかし、不動産の場合は、その場で査定価格は出ませんので、一斉に集めても価格は釣り上がりません。
かえって反感を買ってしまうケースもあるようです。