火災保険の新規加入や更新時に、今よりも保険料を安く抑えたいと思っていませんか?
もちろん、火災保険の保障内容を減らせば保険料は安くなりますが、被害が出た時に保険金の支給対象外となる可能性が高まります。
例えば、地震保険は火災保険のオプションとしてのみ加入できますので、保険料を減らそうと思ったら地震保険に加入しなければいいわけです。
しかし、地震や津波で発生した火災の補償は地震保険加入者のみが対象で、火災保険に入っているだけでは受けられません。
東日本大震災など、地震や津波が原因の火災で全焼しても、地震保険に入っていないために保険金が支払われなかったケースは続出しています。
このため、必要な補償内容は維持しながらも、保険料が安い火災保険を契約したいと考えた際に欠かせないのが、見積もりの比較検討です。
日本国内に損害保険会社は52社ありますから、1社づつ問い合わせて、火災保険を扱っている保険会社から見積書を取り寄せればいいわけですが、結構な手間と時間がかかりますよね。
そこで役立つのが、保険の窓口インズウェブなどの一括見積もりサイトです。
指定されたフォームに必要事項を記入するだけで、提携している損害保険会社にまとめて見積もりを依頼できます。
1社づつ個別に問い合わせるよりも手間と時間が大幅に節約できるという点はメリットですが、何かデメリットはないのでしょうか?
保険の窓口 インズウェブ 火災保険一括見積もりの特徴
インズウェブ 火災保険一括見積もりの特徴をまとめました。
2004年にサービスを開始
SBIホールディングスが運営する「保険の窓口インズウェブ」といえば、自動車保険の一括見積もりが有名です。
スタートしたのは2000年4月です。
その後、さまざまな保険の比較見積もりに取り組むようになり、火災保険のサービスを始めたのは2004年2月です。
ライバルサイトと比べても早く、これまでに豊富な実績とノウハウがあります。
最大14社に見積もりを依頼できる
インズウェブと提携している損害保険会社は、以下の14社です。
- セコム損保
- セゾン自動車火災
- SBI損保
- ジェイアイ傷害火災
- AIG損保
- 日新火災
- 三井住友海上
- 楽天損保
- 損保ジャパン日本興亜
- 東京海上日動
- あいおいニッセイ同和
- チャブ保険
- ジャパン少額短期保険
- SBIリスタ少額短期保険
10社と書いてあるWebサイトもありますが、2018年9月時点では14社でした。
見積もりを依頼した後は保険会社と個別対応
インズウェブが担当するのは、ホームページ上から見積もりを依頼するところまでです。
見積もり書の取得や契約などは、それぞれの損害保険会社(代理店)と個別に行う必要があります。
損保会社によって、見積もりや質問への返信など、スピードや接客対応などに違いがあるため、価格以外の面での判断材料として使ってもいいかもしれません。
見積もり時に入力した内容や条件を全て無視した見積書を送ってきたり、電話営業を行う損保会社もあったりとさまざまです。
メールで見積り金額が送られてくるだけと思って利用すると後悔することになるでしょう。
保険の窓口 インズウェブ 火災保険一括見積もりの口コミや評判は?
インズウェブで火災保険の一括見積もりをした人の口コミや評判などをまとめました。
結論から言いますと、インズウェブはあまりおすすめできません。
インズウェブでは見積書が1社しか届かず、「複数の保険会社でシミュレーションを取って比較したい」というニーズを満たすことはできませんでした。また、火災保険料も「価格.comの火災保険一括見積もり」で取得した見積書と20万円もの差がつきました。
インズウェブしか使っていなかったら、20万円以上も損するところでした。
引用元:中古マンションのリアル
引き渡し2週間前になって、やっと火災保険を検討し始めました。
まず「インスウェブ」と「火災保険一括見積もり依頼サイト」で見積もりを取りました。
引越しサイトのようにいきなり電話がかかってくることはなく、翌営業日にメールが来たり、翌々営業日に電話が2本かかってきただけでした。
(契約を決めた後もぽつぽつ電話と郵便が来ました。結構反応が遅い会社もあります。)見積もりを依頼したのが連休前だったので、結局申し込みできたのは引き渡しの9日前でした。
セゾンでは補償開始日の8日前までしか申し込めないとのことだったので、かなりギリギリになってしまいました。
火災保険のご検討はお早めに、そして申し込み時は書類を揃えてから電話されることをお勧めします。
良くも悪くも、一般的な火災保険の一括見積りサービスです。
14社の中から安くてお勧めの商品・プランを提示してくれますが、他のサービスの方が良い結果が出る可能性もありますので、あくまでも一括見積りの中の一つのサービスとして捉えるのが良いでしょう。
引用元:takaの保険節約術
あくまでも各代理店に見積依頼を代行するだけのサービスなので、各保険会社の代理店から個別に連絡が来ます。
また、代理店によってはWeb申込の内容とは違う見積提示をされることもあり、結局保険会社ごとに希望プランの見積を出し直さないといけないことがあります。地域ごとの代理店で対応方法は異なりますが、電話による本人確認とプラン確認をしないと見積を出してくれない場合や、郵送・訪問によるやり取りを求められることがあります。
一括見積をした後は、メールで見積が届くだけと思って利用すると後悔します。
引用元:火災保険を半額にする【最強節約術】-賃貸でも使える上手な見積もり比較
インズウェブ火災保険は、一括見積もり画面で見積もり可能な保険会社がわかったり、メールで見積もり結果をすぐに教えてくれたりするのがいい点だと思いました。
見積もり結果によって担当する代理店が変わり、対応もそれぞれ違うようですが、早く結果を知りたいという人には、オススメな火災保険の一括見積もりサイトです。
引用元:ノマド的節約術
保険の窓口 インズウェブ 火災保険一括見積もりの流れ
インズウェブでの一括見積もりは、最短3分で入力が終わるというほどに簡単です。
以下の質問と、あなたの個人情報を入力すれば、見積もり依頼は終了です。
- 新規購入かどうか
- 建物の形態(マンション、戸建て)
- 建物の階数
- 建物の所在地
- 延床面積
- 築年数
- 使用方法
- 住宅ローン利用の有無
- 建物の構造
- オール電化住宅の有無
- ホームセキュリティの有無
- 風災補償の有無
- 水災補償の有無
- 盗難補償の有無
- 落下・飛来・衝突補償の有無
- 地震保険の有無
- 希望補償金額
- 家財保険の有無(希望の場合は補償金額)
- 補償開始希望日
- 補償期間
その後は、見積もりを依頼した損保会社代理店との個別対応となります。