中古車買取に出しても値段がつかないほどに古い車だったり、へこみや傷が数多くあるボロ車、事故車や不動車はどうすればいいのでしょうか?
無料で引き取ってもらえれば御の字で、「産業廃棄物」として回収費用がかかる業者もあれば、面倒くさいからと言って買い取りを拒否する業者も少なくありません。
一般的な中古車買取業者に買い取りを拒否された自動車でも、海外向けに中古車を輸出している業者であれば高値で買い取ってもらえるかもしれません。
日本国内では売り物にならないボロ車でも、外国であれば「信頼と実績の日本車」ですから、それなりの値段で売れるからです。
このような特殊なルートを持つ中古車買取業者が身近に見つからない場合には「廃車ラボ」を利用すると良いでしょう。
出張買取/引き取りは全国対応、店舗買取は東京調布の自社店舗で行っており、店舗に持ち込むほうが買取価格が高くなります。
廃車ラボは、ボロ車や故障車などをパーツに分解して販売したり、日本車として海外に出荷するルートを確保していることから、他店では不可能な高額買取や自己負担0円の引き取りなどが可能です。
しかし、廃車ラボを利用したほうがいいのか、更に別の業者を探したほうがいいのか迷うかもしれませんね。
詳しく調べました。
廃車ラボ公式サイトURL
http://haisha-labo.com/
廃車ラボの特徴
まずは、廃車ラボの特徴をまとめました。
不要車、不動車、放置車、事故車など全車種対応
長い間、使わずに放置していた車や、車体などがぼろぼろになった車でも買取可能です。
他社では買い取りを拒否されたり、回収費用を徴収されるような車でも、廃車ラボであれば全く問題ありません。
最低でも無料回収、買取価格が付く場合もあり
他社では回収費用を徴収される場合でも、廃車ラボであれば最低0円で買い取り可能です。
回収費用を別途徴収される心配は一切ありません。完全無料です。
自動車税、自動車重量税、自賠責保険などの還付が受けられる場合もありますし、廃車ラボ独自の見積もりで車に買い取り価格が付く場合もあります。
廃車ラボでは、買い取った車を海外へ輸出したり、スクラップして資源として販売するなど、さまざまな売却ルートを確保しています。
産業廃棄物として処分することしかできない他社と比べると現金化がしやすく、その分だけ買取価格や無料回収に反映させています。
全国どこでも買い取り/回収可能
廃車ラボのオフィスは東京都調布市の1箇所のみですが、全国各地に提携業者がいることから、出張買取/回収は全国対応です。
自走可能の乗用車で、東京調布のオフィスまで運転できる場合は、店舗での買取も可能です。
店舗買取の場合は無条件で買取価格アップ
東京調布にある廃車ラボで店舗買取をする場合は、回収車を用意する必要がないため、その分だけ買取価格がアップします。
1500ccまでは3,000円、2000ccまでは5,000円、2000cc超は1万円のアップです。
自走可能な車を売る際、東京都調布市飛田給(味の素スタジアム近く)まで運転できる人であれば、店舗買取を検討してもいいですね。
売却後は、レンタカーやタクシー、京王飛田給駅から鉄道、車に載せた自転車、徒歩などで帰宅するといいでしょう。
廃車ラボの評価は?
廃車に特化したランキングサイトや口コミサイトがないことから、廃車ラボの評価を、アットコスメやネット通販サイトのように星の数などで行うことはできません。
しかし、利用者の口コミなどから見た範囲では高評価が多いです。
口コミの中にも有りましたが、車の状況によっては、他の廃車買取サービスのほうが高い場合もあります。
安く買い叩かれた印象を受けて評価が下がる場合もありましたが、少数派です。
廃車ラボの口コミや評判は?
次に、廃車ラボを利用した人の口コミや評判などを調べました。
今回私が利用した廃車ラボですが、まず最初に利用した≪中古車一括買取査定≫の4社が最低0円で引き取りのみ、最高でも≪車体価格1万円+自動車税還付約3万円≫だったのに対して、廃車ラボは≪車体価格2万円+自賠責・車検残15,720円+自動車税還付約3万円≫と、何と約7万円近くで引き取ってくれると言う事でした。
基本的には3~4日程で引き取りに来てくれます。
私も最初疑問に思ったのですが、”東京にしか会社がないのに何故全国に引き取りに行けるのか?”と言う点です。
廃車ラボの担当者さんに電話の際に聞いてみたのですが「全国に提携している引き取り業者がいるから」と言う事でした。私が住んでいるのは兵庫県ですが、引き取りに来たのは三田市の業者さんで、廃車ラボさん経由での引き取りはこれが初めてではないと言う事でした。
引用元:車の下取り!損しない為の情報サイト
私は廃車ラボでH8年式スバルステラを8万円で買取していただきました。
廃車ラボで決めた理由は全国展開しているところと、軽自動車でも最低でも無料買取だとうたっていたからです。追加料金なしで駐車場の肥やしになっていた車を処分できるならと試しにコールセンターに電話してみたところ多分買取することができるとのお返事をいただき、すぐに直近の日付で査定依頼しました。
車の中古の買取業車はルーズなイメージがあったのですがそんなことはなく、懇切丁寧にしっかりと調べていただきました。不動車でしたがバッテリーの充電のみで走ることができるのでしっかりと金額も上乗せしていただけました。
還付金の説明はありませんでしたが買取後の明細に含めた金額であることが記載されていました。支払いは1週間後指定日にちゃんと振り込まれていたので大満足です。また利用したいと思います
引用元:車を廃車にするのに、お金を払うのはもったいない?
長いことガレージに置きっぱなしだった、走らない車を処分できたのは助かった
でも買取はされなかったので少し期待外れでした。
引用元:車を売る方法と車の見積もりや相場の事なら車売却マスター(リンク切れ)
査定を受けた愛車は、12年前に買い、今ではポンコツになってしまった軽自動車です。
走行距離はもうすぐ12万キロ到達。廃車買取り業者のホームページをいくつも見てみましたが、「自動車税、重量税、自賠責の還付」を明記している業者が意外に少ない!
そんな中で見つけたのが、廃車ラボでした。担当者さんは、とても誠実で良さそうな雰囲気の方です。良かった・・・。
訊かれたのは、所有者名義とローンの有無だけ。車の状況についてはあまり訊かれませんでした。査定フォームに書いたことでほぼ十分なのでしょう。そしてすぐに査定額の提示がありました。
査定の結果は・・・
無料引き取り & 重量税・自賠責還付!
見事15000円の還付金ゲット!有料下取りだった車が、15000円の利益に変わったんだから、これは大きいですよね!
重量税と自賠責保険の還付手続きは、廃車ラボで無料代行してくれるそうです。私は、廃車ラボとカーネクストの2社で査定を受けたのですが、依頼はカーネクストにしました。
今回はカーネクストの方が、査定額が1万円高かったからです。
引用元:ぼち福
廃車ラボでは、他社では引き取り自体を断られたり、廃車手続きの代行で何万円の費用がかかるといわれた車でも無料で廃車にでき、税金の還付もあります。
しかし、他の業者でも買取が可能な、車両そのものに価値がある車の場合は他社のほうが買取価格が上がる可能性があります。
もし、別の業者で一度も査定を受けたことのない車なら廃車ラボ一社に車の引き取りを任せてしまうより、別の業者の査定も受けたほうが、より納得のいく価格で愛車を手放せると思います。
廃車ラボでの買い取り/回収の流れ
廃車ラボを利用した場合の流れをまとめました。
- 電話/メールフォームから問い合わせ
- 訪問日程(出張買い取り・回収の場合)/来店日(店舗買取の場合)の調整
- 自動車の引き取り/持ち込み
- 必要書類の引き渡し
- 廃車手続きを廃車ラボにて実施
- 抹消登録証明書/解体証明書などの送付
- 買取代金振込(無料の場合はなし)
申し込みから抹消登録証明書の送付、買取金額の振込までは、1ヶ月前後は見ておいたほうが良いでしょう。
各種税金や保険料の還付金は、1~2か月ほどで還付通知書が送られてきます。
なお、当てはまるケースは少ないとは思いますが、マイカーローンや自動車担保ローンなどの残債がある場合は、買い取り/回収前に全額支払う必要があります。