SUBRINA(サブリナ)は、南アフリカのシラー種ワインを南伊豆の奥石廊中木沖海底で約半年間にわたって熟成された「海底熟成ワイン」です。
シラー独特の香りもなく、エレガントな仕上がりになり、飲みごたえはあっても、飲みづかれないといった特性があります。
また、SUBRINA(サブリナ)のワインボトルには、石灰藻やフジツボなどがついた状態のままで送られます。
海底で熟成したことが一目でわかりますし、話題性にも欠きません。
このため、SUBRINA(サブリナ)は口コミでも評判となっています。
中には、まずい・意味がないなどといった意見もありますが、どうなのでしょうか?
海底熟成ワイン SUBRINA(サブリナ)の口コミや評判は?
SUBRINA(サブリナ)を飲んだ人たちの口コミや評判などをまとめました。
悪い口コミ
海底で熟成させる意味あるのかな。
ワインは化学なのできちんとしたセラーで管理してほしい。
引用元:amazon
開封直後は酸味が強めで舌先が少しピリッとします。
デキャンティングをしっかりした方が味が良くなります。
熟成不足なのかあまりシラーっぽさは感じられず、少し物足りない印象でした。海中だと通常の5倍程度のはやさで熟成が進むそうですが、2019年のワインを半年沈めただけだとあまり差は感じられません。
なお、我が家に届いたワインの瓶にはフジツボ等の付着はなく全体的に薄く石灰藻で白っぽくなっているだけでした。
自然のものなのでばらつきがあるのは仕方ないですが、見た目での海中熟成らしさも味わえませんでした。
引用元:amazon
良い口コミ
希少な海底熟成ワイン。
とてもおいしく2回にわたり計9本購入しました。
あけるのに手間ですが最高です!!
引用元:楽天市場
海底で熟成させているというワインはロマンを感じるお品です。
そして、フジツボなどがついた唯一無二のボトルにも風情がありますね。
何かの記念や、パーティーなどにお持ちすると喜んでいただけると思います。
引用元:接待の手土産
開栓した直後にまろやかで柔らかく、微かに塩気を感じる風味が鼻をくすぐりました。
色は濃いルビーからガーネット。
粘度とアルコール度数はかなり高く、口に含むと重厚感の中にふんわりとしたミルクの風味を感じました。タンニンはまろやかでカシスの果実味に加えスパイスの風味もあります。
そして、酸味もしっかりとあり収斂性とミネラル香が口の中に広がります。
石灰のような風味から微かな心地よい苦みも後味に広がりました。開栓してゆっくりと味わっていくと、30分ほど経って今度はナッツが香り立ち豊かな表情を見せてくれたのでした。
長い時間ミネラルを感じるものの、まるで良質なブルゴーニュを飲んだときのような滑らかなベルベッドを舌全体に感じ、底知れぬポテンシャルを感じました。
引用元:家ワイン
海底熟成ワイン SUBRINA(サブリナ)の評価は?
口コミサイトでのSUBRINA(サブリナ)の評価をまとめました。
低評価の人もいますが、多くの人がSUBRINA(サブリナ)を高く評価していることがわかります。
海底熟成ワイン SUBRINA(サブリナ)の特徴まとめ
SUBRINA(サブリナ)の特徴をまとめました。
20歳以上のみ購入可能
SUBRINA(サブリナ)はアルコール飲料(ワイン)のため、20歳以上の人しか購入できません。
2022年4月から「成人は18歳から」となりましたが、飲酒ができるのは、それ以前と同じく20歳以上のままとなっています。
南アフリカのシラー種ワインを使用
SUBRINA(サブリナ)では、海底熟成ワインにふさわしいワインの選定を行った結果、南アフリカ、ステレンボッシュにあるGracelandワイナリーのシラー種赤ワインに決まりました。
高い日照率と、ケープ・ドクターの影響で、夏場でも平地より冷涼で乾燥した気候となっており、ぶどうの栽培に適した土壌が広がっています。
手摘みで収穫したぶどうを8日間にわたって自然発酵させた後、フレンチオークとアメリカンオークの樽で18ヶ月間にわたって熟成します。
南伊豆の海底で半年程度貯蔵
SUBRINA(サブリナ)では、南アフリカのシラー種赤ワインを貯蔵するのにふさわしい海底を探し求めた結果、南伊豆の奥石廊中木沖に決まりました。
水深15メートルほどの砂地に盗難防止のための措置をしたうえで保管されています。
全国各地で調査を行った結果、南伊豆の奥石廊中木沖が、海水温は年間を通して12度~16度と安定しており、冬場は太平洋に面しているために海が荒れやすいといった特性が評価されました。
貝殻などが付着したままの瓶
SUBRINA(サブリナ)では、海底熟成ワインであることを目立たせるために、あえて、ボトル外部の洗浄は最小限に抑えています。
ワインボトルは1本ずつ異なる状態になっているため、さまざまな表情を楽しめます。
なお、海底での保管中にボトル内部に海水が入らないようにしているため、シーリングワックスにソムリエナイフでしっかりと切り込みを入れて剥ぎ取る必要があります。
素手では怪我をする恐れが高いため、軍手や皮手袋などで安全を確保する必要があります。
その後は一般的なワインと同じように、コルクをぬいて、グラスにワインを入れます。
まとめ
SUBRINA(サブリナ)は海底熟成ワインとして、さまざまな試行錯誤を重ねたうえで生まれました。
人によって相性がありますし、全員が好む味わいや風味ではありませんが、多くの人が高く評価しています。