東京ガスでは、東京電力のサービスエリアを対象に電気を提供しています。
東京ガスの都市ガス・LPガスを利用している人はもちろんのこと、ニチガスや京葉ガス、大多喜ガスなどの他社都市ガス、プロパンガスを使用している人でも契約できます。
東京ガスの電気は、2022年3月時点では「基本プラン」と「もらえる電気」の2種類のプランが中心です。
更にお得だった「ずっとも電気(1,1s,2)」が廃止になったことで、これまでと比べて割高感が出ています。
(低圧・動力向けに、ずっとも電気3は残されました)
また、東京ガスの都市ガスと電気をまとめることで、セット割引が受けられます。
東京電力などの他社電気・都市ガスをまとめたり、それぞれ最安値の業者と契約するほうがお得なのでしょうか?
東京ガスの電気「基本プラン」利用者の口コミや評判などをまとめました。
東京ガスの電気「基本プラン」の口コミや評判は?
東京ガスの電気「基本プラン」を利用した人たちの口コミや評判などをまとめました。
「2人以上」の世帯の平均使用量では東電より安いといえる東京ガスのセット契約ですが、一人暮らしの平均使用量では東電よりも「割高」と言えます。
一人暮らしの場合は、東京ガスではなく東電のセット契約をおすすめします。また、東電のセット契約よりも更にCDエナジーのセット契約の方が安く、最安水準なのでこちらもおすすめです。
引用元:新電力比較サイト
東京ガスの電気は一人暮らしにお得なのかを検証しています。
結論からいうと、東電よりはお得です。20アンペア以下の一人暮らしなら東京ガスの電気はアリですが、30アンペア以上なら他の新電力の方が安いので、おすすめはしません。
また東京ガスの都市ガスとのセット割もそんなにお得ではないので、あまりまとめるメリットはありません。
東京ガスで電気とガスをまとめるよりも別々の方が安くなります。
東京ガスのガスを利用している家庭は、東京ガスの電気に乗り換えるとお得です。
提携プロバイダの光回線を利用していると、トリプル割でさらに数千円お得。
一人暮らしでも、東京ガスを利用しているなら、東京ガスのでんきでセットにした方がお得になります。ただし東京ガスが最安でなく、新電力ではエルピオの方がお得。
大手にこだわりが無ければ、新電力で探した方が良いでしょう。
引用元:超節約術
東京ガスのずっとも電気は1,1s,2,3それぞれに料金体系が異なることに対し、基本プランはオーソドックスな料金プランに一本化されています。
「ずっとも電気1s」と比べると、ほんの少しだけ安くなりました。
でも「ずっとも電気1」や「ずっとも電気2」と比べると、むしろ高くなってますね。ずっとも電気1と2は都市ガスとセット利用で月額275円の割引になるところ、基本プランは電気料金の0.5%割引に変更されています。
「0.5%」ということは、月の電気代が5万5,000円でようやく275円割引になりますので、一般家庭における割引額は減額になったとみなせるでしょう。
基本プランには電気トラブル駆けつけサポートや生活周りの駆けつけサービスも無くなりました。
引用元:新電力比較NPCプラン
電気を東京電力から東京ガスに変えた。
深キョンや浜口京子やアニマル浜口のファンだからではなく、東電と原発にNOと言う為だ。
今後クリーンエネルギーで100%まかなえる会社ができればそちらに乗り換えるつもり。
#東京ガス#東電#原発 pic.twitter.com/UkGIeO6Byw— 六角堂 (@rokkakudoh) April 2, 2019
東京ガスの電気「基本プラン」の特徴まとめ
東京ガスの電気「基本プラン」の特徴をまとめました。
東京電力のサービスエリアで契約可能
東京ガスの電気は、東京電力のサービスエリアであれば契約できます。
東京ガスの都市ガス・LPガスのサービスエリア外でも、東京ガスの電気を申し込むことは可能です。
サービスレベルは従来と同じ
東京ガスの電気に切り替えても、電力の品質は今までと変わりません。
東京ガスの電気向けに、新たに電線などを引く必要はなく、現在の送電線をそのまま使うため、工事は行いません。
基本料金は東電の従量電灯Bと同じ
東京ガスの電気「基本プラン」は、基本料金は東京電力の従量電灯Bと同じです。
従量部分は、第1段階から第3段階まで全てお得になり、第3段階の割引率が特に高いです。
東京ガスの「基本プラン」は10Aから契約できるため、契約アンペアの関係で他の新電力会社との契約ができない人にとっては選択肢の一つとなります。
もらえるプランよりも割引率が高いため、検討してみるといいでしょう。
都市ガス・電気のセット割も可能
東京ガスの電気「基本プラン」は、東京ガスの都市ガスとセットにすることで、電気料金のうち、基本料金および電力量料金の合計額(税込)の0.5%分が割引となります。
なお、使用量によっては「東京電力+都市ガス」や「新電力+同社都市ガス」のセットのほうが安くなりますし、電力会社と都市ガス・LPガスを別々に契約したほうが更に安くなる場合もあります。
シミュレーションなどで比較検討したほうがいいことは言うまでもありません。
まとめ
東京ガスの電気「基本プラン」は、契約アンペア数が低い(20A以下)一人暮らしの人にとっては貴重な選択肢です。
契約するだけで、今よりも安くなる場合が多いです。
一方、電力使用量が多い人にとっては魅力は乏しい部分もあります。
セット割にせず、電力・都市ガス/LPガスの最安値の業者を別々に探したほうがお得になる場合も多いです。
各社のシミュレーションで比較検討したほうがいいでしょう。