「broad wimax」は、株式会社リンクライフが展開するWiMAX2+回線を用いた無線インターネット接続サービスです。
Wi-Fi接続ができることから、スマホやタブレットなど、モバイル機器との相性も抜群です。
2018年現在、「broad wimax」は顧客獲得シェアで「GMOとくとくBB」に続く第2位にまで上がってきました。

「GMOとくとくBB」は高額キャッシュバックによって業界最低価格でWiMAX2+回線が利用できるという点が評価されての不動の第1位ですが、「broad wimax」が2位と聞いて意外に感じる人が多いようです。
「broad wimax」はWiMAX2+回線を維持管理しているUQ WiMAXよりも安く使えるということで人気ですが、他社と比べてメリットに感じる点もあれば、デメリットとしか思えないポイントも存在します。
このため、「broad wimax」がベストな選択かどうかは人によって違います。
どのような人が、どのような使い方をすればいいのかを調べました。
「broad wimax」と他社との違いは?
「broad wimax」はUQ WiMAXが提供するWiMAX2+回線を利用する通信プロバイダです。
他社の回線を利用して安く提供するプロバイダサービスというと、NTTの光回線を用いた光コラボや、NTTドコモなどの回線を用いたMVNOといったものをイメージしているかもしれません。
光コラボやMVNOの場合は、プロバイダによって通信速度や安定性に大きな違いが出ることから、WiMAX2+も同じではないかと心配しているかもしれませんね。
WiMAX2+の場合は、全てUQ WiMAX社の通信回線のみを使用することから、どのプロバイダを選んでも通信速度や混雑度合いは変わりません。
つまり、どこのWiMAX2+プロバイダを契約しても同じですから、価格やサービスの充実度合いなどでしかプロバイダ間の違いが出せないわけです。
「broad wimax」は、サポート体制を最小限に抑えることで人件費を節約している分だけ、通信費の安さに還元しています。
(有料サポートを契約すれば、ほぼ待ち時間なしでつながります)
このため、端末が故障したり、契約を解約したいと思って電話をかけても、月末だと全くといっていいほどつながらないという悪評だけが目立ちます。
月初であれば比較的空いていますので、端末が壊れた場合などは仕方がないとしても、解約などは早めに手続きしたほうが無難でしょうね。
「broad wimax」と「GMOとくとくBB」ではどちらがいい?
「broad wimax」は、WiMAX2+回線プロバイダの中でも安いほうですが、他社がキャッシュバックを中心としているのに対して「broad wimax」は月額料金を低くするという点が違います。
WiMAX2+プロバイダで「broad wimax」の比較対象として必ず出てくるのが「GMOとくとくBB」です。
大半の比較サイトやランキングサイトなどでは、いいか悪いかは別として、どちらに申し込んでほしいかで結論が決まるケースが大半です。
(最近は、どっちに転んでもいいように、結論を読者に丸投げするケースも増えています)
2年/3年間の合計金額で比較すれば、キャッシュバック分を差し引くと「GMOとくとくBB」のほうが確実に安いです。
しかし、1年ほど先に送られてくる案内に従って、キャッシュバック申請をしないと、キャッシュバック代金が受け取れないようになっています。
どっかのありがたいプロバイダのように、回線工事の時に担当者が現金や商品券などを持参したり、何もしなくても勝手に送られてくるわけではありません。
真偽は不明ですが、「GMOとくとくBB」でキャッシュバックに成功しているのは、全体の2割ほどという噂も聞きます。
口コミなどを見ていると、「GMOとくとくBB」でキャッシュバック申請をしたけど受け取れなかったという人がいますが、個人的に過去にキャッシュバックを受け取った経験がありますので、何らかの勘違いをしているか、広告会社などによるネガティブキャンペーンの一環だと思われます。
きちんとキャッシュバック申請手続きをすれば、指定した口座に振り込まれますので、うっかり忘れてしまう人が多いということでしょうか。
あなたが1年ほど先に、キャッシュバック申請を忘れずに行える自信があれば、「GMOとくとくBB」を選んだほうがいいです。
そうでなければ、キャッシュバック分が毎月の支払い費用に反映された「broad wimax」のほうがいいでしょうね。
「broad wimax」の特徴
「broad wimax」の特徴をまとめました。
「Try WiMAX」が不要になる?初期契約解除制度
WiMAX2+は、家の中に電波が入りにくいという傾向があります。
このため、通信エリア内であっても、屋外や窓際では電波が入っても、室内だと全くつながらないというケースが珍しくありません。
UQ WiMAXでは室内や通信エリアのチェックのために、最大15日間、端末を無料で貸し出す「Try WiMAX」というサービスを行っています。
今までにWiMAX2+回線を利用したことがない人は、自宅や外出先、移動中など、接続したい場所で使えるのかを「Try WiMAX」でチェックした上で、問題なければ「broad wimax」を契約すると確実です。
しかし、先に「broad wimax」を契約したものの、電波が弱くてつながらなかったり、そもそも圏外で使えなかったという際には「初期契約解除制度」が使えます。
端末到着後8日以内にサポートセンターに初期契約解除制度の適用を申請して、そこから1週間以内に端末を返却すれば、3年縛りに関係なく、違約金を支払うことなく解約できます。
なお、初期契約解除制度を利用すると、初月の通信料金などは不要ですが、契約時の事務手数料を支払う必要があります。
他社から乗り換える際の違約金を肩代わり
どのプロバイダも2年、3年と契約期間を決めて、途中で解約した場合には高額な解約手数料や違約金を徴収しています。
最近は、無期限契約と称して、解約時に必ず高額な手数料を徴収するプロバイダも出てきました。
無期限契約を除けば、無料で解約できるのは「更新月の1ヶ月間のみ」というのが一般的です。
今のプロバイダに不満があってやめたいけど、高額な解約手数料を支払いたくないので、更新月までダラダラと契約を続けている場合も少なくありません。
「broad wimax」は、他社プロバイダの解約に必要な手数料を最大19,000円まで負担してくれます。
同様のサービスはソフトバンク光などで見かけますが、WiMAX2+プロバイダでは珍しいです。
入会金が高い(無料にできる方法あり)
「broad wimax」は入会時に以下の2つの料金を支払うことになります。
契約事務手数料:3,300円
(いずれも税込)
月額料金が安くても、初期費用が高すぎるから意味がないと思ったかもしれませんね。
しかし、キャンペーン中(終了日未定)につき、以下の条件を満たせば、初期費用が0円になります。
- クレジットカードで支払うこと
- 月額最安プラン(個人向けは全プランが対象)を選ぶこと
- 有料オプション(安心サポートプラス・MyBroadサポート)に加入すること
クレジットカードと同じように使えるなどと言われるために誤解されがちですが、デビットカード・プリペイドカード・auウォレットは支払いに使えませんので注意してください。
有料オプション契約は、携帯電話ショップで契約する際に、端末値引きやキャッシュバックなどの条件としておなじみのやつです。
どちらの有料オプションも、加入後、すぐにWeb画面から解約可能です。
電話でも可能ですが、日によっては全くつながらない場合もあるので、Webから手続きするほうがストレスフリーで時間もかかりません。
「broad wimax」の口コミや評判は?
「broad wimax」利用者の口コミや評判などをまとめました。
全く使ってないのに速度制限時より速度出ないし、速度制限外なのに速度制限かかってるからbroad wimaxはクソ
再起動とかセッション終了とか諸々試したけど来ない☺️— イェラ・仮・モグ (@karimogu024) 2018年2月7日
Broad WiMAXに乗り換えて良かった点は
- 毎月1,000円以上安くなった
- 最新端末で通信速度が高速になった
- LTEが利用できるので電波が悪い時がなくなった
- LTEオプション料金がかからなくなった
かなり満足していますので、WiMAX契約をどこにするか迷われているならば『Broad WiMAX』おすすめですよ。
引用元:ねとわか
WiMAXのプロバイダってGMO一択みたいな感じになってるけど何でだろう?確かに高額キャッシュバックは魅力だけど、Broadみたいな月額安い方が長い目で見たらお得なんじゃないの?
— 茜 (@bakaijari) 2018年1月2日(リンク切れ)
料金プランが他のWiMAXサービスと比較して秀逸である点が決め手となりました。
他社は時間がたつと料金が上がったり下がったりしてとにかく分かりづらい。
ブロードワイマックスはシンプルで好みです。
BroadWiMAXが遅すぎてガッカリ。屋内で端末を窓際に置いてでさえアンテナ📶が辛うじて圏外じゃないゼロ本。下り実測が超不安定な通信でたった3.8mbps…屋内で使うもんじゃないな(๑•́ ₃ •̀๑) サービス圏内にしっかり入ってても速度が出ないアンテナゼロ本てなんでやねん
— Ryuichi Sky (@ryuichisky) 2017年8月4日