全くの未経験者でも、3ヶ月間のカリキュラム+3ヶ月のキャリアサポートの半年間で、就職・転職先が保証されているという、通学制プログラミングスクールの「DMM WEBCAMP」(旧WebCampPro)。
2018年11月22日にDMMがインフラトップを買収したことで、スクール名にも「DMM」がつくようになりました。

DMM WEBCAMPは東京渋谷に校舎を構え、毎年2,000名以上の卒業生を輩出し、これまでに数多くの転職・就職実績を叩き出しています。
転職成功率98%の実績というのは、期待を高めてくれますよね。
3ヶ月のキャリアサポート期間内に転職・就職できない場合は、受講料が全額返金されるというのも魅力的ではないでしょうか。
しかし、DMM WEBCAMPに関しては、ステマが蔓延しているので信用できないといった声を聴くことも少なくありません。詳しく調べてきました。
DMM WEBCAMP(旧WebCampPro)の評価
DMM WEBCAMPに関しては高評価が多く、不満を持っている人も
- 受講料が高すぎる
- 東京渋谷の校舎でしか受講できないので、遠方からだと通えない
- みっちり勉強/実習をしないと終わらないので、フルタイムで働きながら学ぶのは難しい
といった具合に、条件面での不満が中心でした。
DMM WEBCAMPのカリキュラムや講師のレベル、就職/転職斡旋に関する不満は皆無でした。
ステマと言われる原因は?
DMM WEBCAMPにはステマが蔓延していると言われているのは、どうしてなのでしょうか?
「ITキャリアハック」管理人のフリーランスエンジニアYaemonさんが詳しく説明していました。
一言で言うと「インフルエンサー(プロブロガー)による過剰な広告」がステマの原因となります。
代表取締役社長大島氏の経歴がヒントになりますね。
経歴がバリバリのベンチャーで、サイバーエージェントの投資子会社でファンドの立ち上げとリクルートIT戦略室を担当していたわけです。
つまり、この新規サービスの流行らせ方について熟知しているはずなんですよね。
また、そういった会社に勤めていたときの人脈で今回の広告手法が出てきたのかなと考えました。
引用元:プログラマー就職・SE転職のITキャリアハック「プログラミングスクールを比較してわかったWebCampProはステマが多いたった1つの理由」(http://se-jobs.com/programming-school/programming-school-webcamppro-marketing/)
DMM WEBCAMP運営元の株式会社インフラトップの設立は2014年11月19日と浅く、会社経営者であれば、早く実績を出して会社経営を軌道に乗せたいと考えるのは当然です。
このため、違法でない限りは、あえて過激な手法であっても露出を増やして、どんどん実績を出していく必要があるという背景事情があるようです。
このようなマーケティング手法が感情的に許せないという人は確実にいますので、「ステマ」などと酷評したくなるのは仕方がない部分だとは言えます。
DMM WEBCAMP(旧WebCampPro)で学べる内容
DMM WEBCAMPは、実務体験ができる超実践的なカリキュラムとなっています。
初月はインプットが中心となり、「Ruby on Rails」を中心に、
- HTML(html5)
- CSS(CSS3/SASS)
- JavaScript(jQuery)
- MySQL
- GitHub
- Amazon Web Services(EC2/ELB/RDS)
の学習を進めていきます。
Webエンジニアとして働くにあたって知っておいたほうが良いと思われるPHPやSwift、Javaなどの言語はWebCampProのカリキュラムには含まれていません。
特に初心者の場合は、DMM WEBCAMPで与えられたカリキュラムを消化するだけでも相当苦労するでしょうから、同時に進めていこうとは思わないほうが良いです。
余裕があれば自習で進めていくか、就活・転職活動中に空き時間を使って勉強していくといいでしょう。
会社によっては、入社時などの研修で学べるチャンスが得られるかもしれません。
2ヶ月目以降は実習となり、2ヶ月目はグループ実習、3ヶ月目は個人実習という流れになります。
グループ実習は同じチームのメンバーと時間を調整しながら取り組んでいきますが、個人で行うレッスンや実習については、あなたのペースで進めていきます。
校舎は年中無休で11:00~22:00に開放されており、13時以降は講師が常駐しています。
講師がいる時間帯は、学習や実習でのわからない点の質問や、課題についての相談などが可能です。
DMM WEBCAMP(旧WebCampPro)の就職支援は?
DMM WEBCAMPでの就職/転職活動は、全てのカリキュラムが終了した4ヶ月目以降からスタートとなります。
しかし、入学直後から将来の方向性などに関するカウンセリングはスタートしており、4ヶ月目以降にスムーズに就職・転職活動に取り組むための準備を行っていきます。
これらの綿密な求職支援プログラムが用意されているからこそ、全くの未経験からのスタートでも転職支援率98%という実績につながっています。
DMM WEBCAMP(旧WebCampPro)に入学するには?
DMM WEBCAMPを受講するためには、東京渋谷の校舎に通えることが条件となります。
IT業界の場合、首都圏にオフィスのある会社が多いため、地方在住者がDMM WEBCAMPを受講するにあたって、就職や転職のことを考えて上京するケースも過去には何例もありました。
しかし、アルバイトをしながら取り組むのは学習効率などを考えても良くないため、ある程度の蓄えがある状態で参加することが望ましいです。
また、転職/就職先の企業からの需要も考えて、入学できるのは20代いっぱいという制限が設けられています。
30代以降は要相談となりますが、求人自体が非常に少ないことから、DMM WEBCAMPに入学ができない場合もあります。
DMM WEBCAMPでは、入学希望者のために無料カウンセリングや無料体験会を行っています。
強引な勧誘もありませんので、話を聞いたり体験をしたら、そのまま帰宅しても全く問題ありません。
いずれも事前予約が必要になりますので、必要事項や希望日を入力して申し込んで下さい。
>>DMM WEBCAMP(旧WebCampPro)の予約フォームはこちら
完全選抜制度とは?
DMM WEBCAMPでは入学試験に当たる「完全選抜制度」が用意されており、この試験に合格しないと受講できません。
完全選抜制度では、以下の3つの試験が用意されています。
- タイピングテスト
- GitHubを使った実務テスト
- 対面での面談(過去の職務経歴や学歴などの確認)
特に未経験者の場合、面接は別としても、テストのタイトルだけでも、何とも難しく感じられるのではないでしょうか?
タイピングテストは、1分間で100文字程度が入力できれば十分です。
学校教育でパソコンを使うのが当たり前ですし、事務作業やビジネス書類の作成にパソコンを使う時代ですから、それほど高いハードルではないでしょう。
むしろ、「Githubを使った実務テスト」のほうが、恐怖感や不安感を感じるのではないかと思います。
しかし、DMM WEBCAMPは未経験者向けのプログラミングスクールですから、そもそも知らなければ不合格というのでは意味がありません。
実務テストで何をすれば良いのかを、テストの前に講師が教えてくれます。
Githubの内容や操作方法を知っていれば、有利なのは当然だとしても、Githubを知らなくても講師が指示する通りに作業ができれば合格できます。
WindowsやMacの使い方を知っているレベルでも十分に理解できますので、心配ありません。
DMM WEBCAMP(旧WebCampPro)の口コミは?
DMM WEBCAMPについてのクチコミ情報を集めました。
WebCampProの頃の口コミとなっています。
会社を辞めてエンジニアとして転職したかったので、まずは転職サポート付きで通えるスクールを探したんだよね。
そうすると評判が良さそうなのが「ProEngineer」と「WebCampPro」、あと「DIVE INTO CODE」あたりだったのでそれぞれ無料体験やカウンセリング受けてみて、優秀な人が多そうだったのが決め手だったかな。
引用元:MENS BELLE(メンズベル)
WebCamp Proからめちゃくちゃ倍率高い、素晴らしい会社に転職決まった生徒さんがいらっしゃるんだけどまだSNSに上げてはいけないらしい。
もどかしい。
引用元:プログラマー就職・SE転職のITキャリアハック
基本知識より、実際すぐ使えるスキルが身につきました。
自分の作った卒業案件をコンテンツとして見せることができるので、「僕はこういうサイトを作ったので、受注してみませんか?」という提案資料としてコンサルですぐに活用することができています。
引用元:ようへいスタイル
プログラミングスクール増えまくってますが、完全未経験から転職目指すなら、①WebCampPro ②DIVE INTO CODE ③TECH::EXPERT あたりが鉄板かと。
自分はTECH::EXPERT卒業生なので、断然オススメしますが、その他2つのスクールも良いと思います。
重要なのは、決めた後に自分がやるかどうか。